フルリモートのデザイン会社が行った社内施策まとめ

弊社ではフルリモート制を採用しておりますが、中でも社内コミュニケーションの取り方は日々試行錯誤を行っています。
そんな中、今までのアクションで効果が感じられたものを5つご紹介します。

1. Slack で日々の学びや知識をシェアして情報をオープンに

日々の業務の中で先輩デザイナーからもらったフィードバックで学んだことや、個人的に日常生活の中で得た知識を Slack チャンネルでシェアする取り組みです。
特に担当性などはなく、それぞれ個人が毎日気づいた瞬間にいつでもシェアできる仕組みで、そこから他のメンバーからのコメントで自然とコミュニケーションが発生しています。
業務でのデザインについて気になったことを議論したり、最近話題の新しいコンテンツや情報をシェアしたりなどの業務に関連する話題の他、それぞれの興味や趣味などのプライベートについての話題など、テーマには決まりがないので、メンバーごとのさまざまな視点からのシェアがされています。

この施策をした結果、実際には以下のようなメリットが生まれました。

・学びや知識をシェアすることで自分の頭の中の情報整理にも繋がる
・メンバーが日々どんなことに興味を持ち、学びを得ているのかを知ることができる
・メンバー全員の知識のアップデートができる
・テーマによっては自然な会話が生まれやすく、リモートワーク禍でもメンバー同士のコミュニケーションが取れて業務にもプラスになる
・業務以外の話題でもOKなのでメンバーの人となりが分かり仲が深まる

あくまでこちらで紹介したメリットは一部に過ぎませんが、シェアが活発になることで、メンバー同士のコミュニケーションも活発になるので、導入してよかった施策の１つです。

2. Gatherでまるでオフィスにいるような感覚に

エイトフリップでは、テキストコミュニケーションは Slack や Chatwork 、Web 会議では zoom や Googlemeets 等のビデオ通話ツールを使用しています。
しかしそれらのツールでは、ちょっとした質問や雑談がしたい時、コミュニケーションがしづらいということがありました。

そこで導入したのが「Gather」というツールです！
Gather は Gather Presence 社が提供している Web サービスで、まるで RPG ゲームのようなビジュアルの Web 通話システムです。

業務時間内では常にGatherにログインしていつでも会話できる状態にしています。

Gather を導入することにより、気軽に会話がしやすくなり、リモートワークでも質問がしやすい環境になりました。
また、ゲームのようなビジュアルも相まって、自分がバーチャルなオフィスにいる気分になり、オフィスにいる時のようなちょっとした雑談も発生しやすくなり、社内コミュニケーションが活発になりました！

ちなみに、ビデオ機能もついているので、社内会議としての使用もおすすめです。
Slack のハドルも簡単に音声チャットができて便利なのですが、Gather の方が実際のオフィスに近いということもあり、気軽さという意味ではハドルより Gahter を使用したことでコミュニケーションが活発になりました。

3. 毎週金曜日のオンライン定例ランチでメンバー同士の仲を深める

リモートワークが始まった当初は、テキストでのコミュニケーションがメインでしたが、やはり直接会話する機会があった方が、より仲が深まると考えて「毎週金曜日にオンラインで定例ランチをする」という施策を行いました。
話す内容は、業務のことだったり、プライベートなことだったりとかなり幅広く、ランチをしながら気軽に話をする時間になっています。

実際にやってみると、普段の別の業務では関わりが少ない人とのコミュニケーションも発生しやすいので、社内全体の仲を深めることができました。
やはりテキストだけだと気持ちや感情が伝わりにくいのもあるため、実際にオンライン上で会話となると今までとは違った盛り上がりをみせています！

4. LT会でプレゼンスキルを身につける

エイトフリップのメンバーは、どちらかというと仕事に黙々と対応する人が多く、あまり人前で発言するのが得意ではない人ばかりでした。
例えば、社内会議でもあまり発言がなかったり、発言しないまま会議が終わってしまうなんてこともありました…。

この課題を改善すべく、人前でも堂々と意見を発したり、短時間でわかりやすく話す能力をを鍛えるために、LT会の開催を行いました！
LT会のテーマは自由で、仕事でもプライベートでもなんでもOK。

エンジニアの方は初心者でもわかるコーディング基礎をテーマにしたり、新しく入社した方は最近プライベートでハマっていることを紹介したりなど、メンバーによって異なるテーマが楽しめるのも面白いポイントです！

実際にLT会を始めてから数ヶ月以上経ちますが、社内会議でも全員が発言したり、人前でも堂々と意見を言えるなど、確実に変化が見られるようになりました！
実は苦手に感じていた方も、LT会をやってみるとみんなが盛り上がってくれるので、楽しくプレゼンをできるようになったようです！

まとめ

コミュニケーションが難しいと言われているリモートワークですが、エイトフリップでは上記のような施策を行って、今では全員が誰とでもコミュニケーションを取りやすい環境へと変化していきました。

ここで紹介したリモートワークの方法はあくまで一例ですが、これからもリモートワークでもスムーズに仕事がしやすい環境を作っていくために、さまざまなアクションをトライしていく予定です！